大韓民国守護勢力対反大韓民国勢力の理念戦争 #3

 

韓国社会を牛耳っている、いわゆる進歩左派勢力「進歩勢力」が文化的ヘゲモニーを強固に掌握しているという点は、文化的ヘゲモニーを掌握した彼らを社会全体が進歩勢力という美しい呼び名で呼んでくれているという事実だけでも、十分に立証されている。
韓国で「進歩勢力」と呼ばれている人々は、社会主義者と親社会主義的思想傾向を持つ人々である。進歩は、英語Progressの訳語であり、Progressは「事物の状態がより良く変化すること」を意味する。

韓国の人々が社会主義者と親社会主義者達を進歩勢力と呼んでいることは、韓国の人々が社会主義化を「社会がより良い状態に変わること」と認めていることを意味する。つまり、彼らを進歩勢力と呼んでいる韓国のすべてのメディアや国民が韓国の社会主義化を支持するという意味になる。

社会主義者たちは社会主義化されることが、社会がより良い状態に変わると信じている人達なので、社会主義勢力が自分たちを「進歩勢力」と名乗るのは、論理的に妥当である。また、社会主義国家ですべてのメディアや国民が社会主義者達を進歩勢力と言うことは論理的・法理的に妥当である。

しかし、社会主義国家でもない韓国では、いまだに圧倒的多数の国民が共産主義に反対しており、社会主義化への宣伝・扇動行為を処罰するようになっているこの国で、すべてのメディアと多数の国民が社会主義者や、親社会主義者を「社会をより良く作ろうとする人達」という意味を持つ進歩勢力と呼んでくれるということは論理的に妥当でないだけでなく、法律的にも問題がある言動だ。

それにもかかわらず、論理と法律を無視して、すべてのメディアと多数の国民、更に法執行機関の公務員達まで彼らを進歩勢力という美しく、肯定的な名称で呼んでいるのは驚くべきことである。またそんな驚くべきことは、社会主義者や親社会主義者たちが文化的ヘゲモニーを掌握していなければ、もたらされることがないことである。

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