ロードオブザリングを覚えているのか。その作品でモルドールの脅威に対抗し、最前線で戦った都市がある。その名はゴンドールの首都であるミナス・ティリスだ。作品の中では善と悪の最終戦争で、最後の砦であるミナス・ティリスを守るために半サウロン勢力が総結集する。ついてサウロンが導くモルドール勢力からミナス・ティリスを守りきり、指輪戦争で勝利し、サウロンはいなくなる。
現実世界に目を向けると、80年近くこのミナス・ティリストと同じように自由民主主義の最前線で世界を守るために共産主義と戦い続けている国がある。皆さんの頭の中からどんな国を思い出したのでしょうか。
正解は韓国である。日本の隣の国である韓国は建国(1945年)の過程とその後の歩みはまさに共産主義との戦いの連続である。
韓国は建国してから僅か5年で共産主義勢力(北朝鮮、ソビエト連邦)の総攻撃に直面する。何も準備できなかった韓国は首都ソウル市を捨て、一番南の都市である釜山市まで追い詰められたが、アメリカを中心とした自由民主主義勢力の助け(参戦)により反撃して北朝鮮の最北端まで行き、統一の目前まで行ったが、中国の参戦によりまた戦況は逆転して朝鮮半島の真ん中38線まで後退した。ここで自由民主主義陣営の戦力を再整備してやっと守り切り、休戦にまで持ち込むことができた。
これから70年間、韓国は自由民主主義の最先鋒で共産主義勢力と血と命を犠牲にしながら戦ってきた。アジアの最南端で共産主義と共に戦ってきたベトナム共和国は、1975年にミナス・イシルと同様に共産主義の攻撃により陥落されてしまった。その後、共産主義の攻撃は主に韓国へ集中された。
韓国は共産主義の侵略から最前線で自由のために戦いながらも経済も発展させ、漢江の奇跡と呼ばれるまで成長した。それで1988年には全世界の国か参加した初めてのオリンピックを開催し、自由民主主義の尖兵として共産主義への勝利を世界中に示した。この1988年ソウルオリンピックを境を共産主義勢力はその力が弱まっていた。その翌年である1989年、ついに冷戦の象徴であるベルリンの壁も崩壊し、まるで世の中で共産主義勢力は消滅するように見えた。
しかし、長い年月が経ち、確固たる城壁にもひびが入り、その間から入り込んだ共産主義という毒キノコが長い間知らないうちに胞子をまき散らしていた。それでついに韓国は共産主義という毒に冒され、変質されて内部からの崩壊に追い込まれている。
最近の韓国の情勢をみると、大統領・行政・入法・司法すべてがサウロンがリードするモルドール(共産主義)の手の下に落ちった。ごく一部の人が抵抗してはいるものの、このままだとミナス・ティリス(韓国)の陥落は時間の問題だ。自由民主主義勢力の最後の砦は失われてしまうのだ。
自由民主主義勢力は覚醒する必要がある。サウロンのモルドール(共産主義)に打ち勝つためにはミナス・ティリス(韓国)の陥落を阻止しないといけない。全世界の命運が掛かっているのだ。日本も自由民主主義勢力の一員として風前の灯火のミナス・ティリスを見捨てることになると今後大きいな代価を払うことになるでしょう。直接韓国内の自由民主主義勢力を何らかの形で支援するか、外から韓国周りの共産主義勢力の攻撃を遮断するような圧力を強化する必要があると思われる。
